ゆきばた

ゆきばたの果てしない戯言

写真で見るアルカトラズ島ツアーの風景 体験記

 

前回の記事で

アルカトラズの歴史の紹介や

アルカトラズツアーの参加方法、

サンフランシスコ市内のめぐり方を紹介しました。

 

blog.yukibata.com

 

blog.yukibata.com

 

今回は、実際にアルカトラズ刑務所の中の様子を紹介をします。

「行くまでのお楽しみ」という方は、上の2つの記事をご覧ください。

 

簡単に振り返りますと、

アルカトラズ島は、1934年~1963年までの

約30年間、連邦刑務所として稼動し、

周囲を冷たく激しい潮流に囲まれた島という特徴から

脱獄不可能と呼ばれた刑務所であり、

いまでは、観光名所として賑わっている島です。

 

さて、実際にアルカトラズ島はどのようになっているのか

写真と共に見ていきましょう!

 

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チケットを購入し、いざ舟へ乗り込む

 

ピア33からアルカトラズ島へのチケットを受け付けで提示すると

船へと案内されます(パスポートは持参した方が良いです)

 

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お昼ごろの船は、だいたい満員らしいです。

 

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出向してからアルカトラズ島までは

約20分ほどかかります。

距離にして約2.4km らしいです。

 

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なんとも、クルーズの旗がカッコイイですね!

テンションがあがっているせいか、

アルカトラズ島が徐々に近づいているのが見えるせいか、

意外とスグ着いてしまいます。

 

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ご覧の通り、アルカトラズ島の発着所には、

多くの観光客がいます。

帰りもここから乗りますので、一周したらここに戻ってくる感じです。

ここには、お土産やさんもたくさんあります。

 

まずは、刑務所に向かって

 

ついたらスグ刑務所というわけではありません。

刑務所本館(?)に向かって、少し、散歩が必要です。

 

入り口では、ガイドの代わりとして

オーディオ機器を無料で借りることが出来ます。

英語版や、日本語版など、多言語に対応しているので、

自分の得意な言語のものを借りてください(笑)

 

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各スポットで聞きたい番号を選ぶ

その場所のナレーションが再生されますので、

自分のペースで聞くことができます。

 

建物の外からの写真です、

いかにも要塞という感じが伝わってきますね。

日のあたる部分と日のあたらない部分が極端なイメージを受けます。

 

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中を覗くとなぜか、大砲があります。

これは南北戦争の頃に設置されたものらしいので、

実際に刑務所に必要なものではなさそうです。

 

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コチラは、監視塔といったところでしょうか。

 

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のどかなことに、階段には海鳥が居ました。

当時もこのように、止まっていたはずですね。

収監されていた人は、この海鳥を見ながら、

「自由で羨ましいなぁ」と思っていたのかもしれませんね。

 

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少し歩いてみると分かるのですが、

建物だけではなく、思ったより、階段なども多いです。

見通しという点では、そんなに良くないですね。

当時の監視は結構タイヘンだったのではないでしょうか。

 

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建物と建物もそこまで密集していません。

当初から刑務所として設計されたものではないので、

ちょっと大学のキャンパスのような部分もあります。

 

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刑務所入り口

 

このような入り口になっています。

いよいよここからオーディオ機器が活躍します。

 

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個人個人の部屋はこのようになっています。

うん、絶対こんな場所では過ごしたくないですよね。

 

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ベッドがあるとこんな感じです。

 

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部屋を外から見ると、このような鉄格子になっています。

 

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このように2階or3階建てになっています。

こんな感じの部屋の列が何列もあります。

 

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少し奥に進むと、こんな部屋があります。

部屋の名前は「CUTOFF」

 

日本語で言うと「切り落とし部屋」でしょうか・・・

何を切り落とすのかは・・・・・・わかりますよね。

写真に余計なものが何も映りこまないことを祈りながら撮りました。

 

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刑務所の庭

 

ここで、いったん外に出る通路があったので出てみました。

広場のようになっています。

 

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小学校の校庭よりはずっとずっと狭いです。

天気が良いと、日向ぼっこには最高ですね。

 

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ここで、当時、レクリエーションが行なわれていました。

レクリエーションは、あくまで刑務所生活をマジメに行なった

限られた者だけが勝ち取ることが出来る特権として扱われていました。

 

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野球ランニング(徒競走)をしていたみたいですね。

 

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再び、室内へ

 

次に紹介するのも、受刑者の部屋ですが、

どうやら、受刑者の部屋のタイプは大きく2種類あるそうです。

 

1つは、通常の受刑者用の部屋です。

これは、上に記したとおり、2階or3階建ての部屋に収監されています。

そもそもアルカトラズに来る時点で、相当な凶悪犯ですが

その中でも一般的ということらしいです。)

 

もう1つは、極悪受刑者専用

まぁ問題児のようなイメージでしょうか

反省の色が無い者や、アルカトラズ内でも

問題を起こした受刑者が監修される部屋です。

それらの部屋は、アルカトラズ内で最も厳しいものでした。

 

ここからは、その問題児専用ルームを紹介します。

 

まずは、一部かもしれませんが、

ここに収監されていた人のリストです。

数十人がここにリストアップされています。

 

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この中でも、最もワルだったのが

この方、ロバート・ストラウドさん

バードマンという殺人鬼・・・?

 

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そんな彼が過ごしていたのがこの部屋です

なんと、窓も何も無い部屋です。

 

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真っ暗じゃんと思いますよね、はい、です。

どれくらい真っ暗なのかなと思って覗いてみたら、

このフロアにいたガイドさんが、

「閉めてあげるから、3分間だけ入ってみる?」

と言ってくれたので、信じて入ってみました。

 

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真っ暗!!!!!

いや、もう何も見えません。

通常1分くらい経ったら、目が慣れますよね。

目が慣れても何も見えないんです。

完全にシャットアウトなんです。

 

3分が長く感じました。

時間が経ち、開けてもらうと、

なぜかガイドさんに感謝の気持ちが芽生えました。

 

当時、ここに入っていた受刑者は、

部屋の中である遊びをしていたそうです。

 

1枚のコインを適当に投げて手探りで探すゲーム

それを延々と繰り返す時間つぶし。

・・・・・過酷ですね。

いま、この瞬間から人に優しくなろうと思いました。

 

その他の共有スペース

 

刑務所といっても、一部の受刑者を除いては

共有スペースで人と会話したり、食事を楽しんだり

ある程度の自由もあったようです。

 

食堂なんかもありました。

 

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このデカイ鍋で、調理をしていたのでしょうか。

 

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面会室なんかもありました。

ただ、ここも面会が許されるのは、一部の受刑者のみで

面会という権利を勝ち取らなければいけなかったようです。

 

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鍵が見えるでしょうか。

牢屋の鍵と噂されていたものです。

ワザと見えるようにぶら下げておくという

なんともイヤミったらしいことしてくれますね(笑)

 

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アルカトラズで起きた脱獄計画

 

アルカトラズでは、約30年間に14回もの

脱獄計画が実行されたそうです。

その脱獄ストーリーの一部も紹介してあります。

 

オーディオを聞いているとこんなものも教えてくれます。

これは銃撃戦の跡です。

この脱獄計画は失敗に終わり、射殺されたそうです。

 

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アルカトラズで唯一成功した脱獄計画

 

脱獄計画のほとんどが失敗に終わる中

成功したと語り継がれている計画もあります。

 

1962年6月11日の夜の出来事です。

 

その計画は

  フランク・リー・モリス

  ジョン・エングリン

  クラレンス・エングリン

の3人によって、計画されたものです。

 

本当は、ジョン・ウエストも加わった4人の計画だったそうですが、

ジョン・ウエストは、この後で紹介する通気口の切断に失敗し

一人取り残されたそうです。

 

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まず、彼らは脱獄の発覚を遅らせるため

時間稼ぎとして、このような人形を作成しました。

 

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彼ら3人は、夜が更けた頃を見計らって

自分のベッドにこの人形を配置しました。

誰が見ても、人が寝ているように見えます。

 

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そして、予め長い時間をかけてベッドの下から

独房の裏手にある通気口に繋がる穴を掘っていました。

抜け穴が完成したのは1962年の3月

脱獄の計画実施は同年6月11日です。

 

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そこから、脱出したイメージがコチラです。

 

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このようにして、外へと抜け出した3人は、

これまた予め作っておいた手作りのイカダで

サンフランシスコの湾に旅立ちました。

 

手作りのイカダといっても、立派なものではなく

浮き袋にビニールシートを張ったような

本当に頼りになるのかは謎な出来栄えでした。

 

彼らは、その後FBIによる17年の捜査でも見つかることなく、

脱獄時に波にのまれて死亡したと語られています。

 

しかし、脱獄に成功し、

いまもブラジルなどの地域で生活しているという

意見も根強く残っているようです。

生きていたら90歳ですね。

まだ、生きているかもしれないと考えるのはロマンがあります。

 

 

などなど、

このようなお話も現地で聞くことができます。

 

サンフランシスコ市内への帰り道

 

一通り、一周すると元の船着場に戻ることが出来ます。

そこには、お土産やさんもあるので、

記念に何か買っていくのも良いでしょう。

私は、アルカトラズのロゴが入ったTシャツを購入しました。

 

帰りの船は予約不要で、着た船に乗って帰ればOKです。

 

ざっと見て回るだけでも2時間、

ゆっくりペースだと4,5時間くらい楽しめる場所です。

 

過去の刑務所といっても、遠い過去ではなく

高々50年ほど前の出来事ですので、

非常にリアルな世界を感じることが出来ると思います。

 

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是非、みなさんもサンフランシスコに行く際は、

アルカトラズ島へ行ってみてください!

このブログの記事を読んで行った気に・・・なってないですよね。

 

長い記事でしたが、

読んでいただきありがとうございます。

やっと書きたかった記事をまとめられました。

はてブしていただけると嬉しいです。

次も頑張れます!

応援よろしくお願いします☆


 

おわり

 

 

[Image From]
http://www.westkueste-usa.de/2007/mn_San_Francisco_Alcatraz_Cellhouse.htm
http://www.bbc.com/news/science-environment-30349106